スカパー!カケルフェス
2023/2/4
ライブを見た。
初めて行く会場だった。
楽しかった。
概要
スカパー!カケルフェス!
~ONE N' ONLY × さくらしめじ スペシャルコラボ:K~
会場
よみうりランド日テレらんらんホール
2022年1月19日、唐突に現場が発表された。
開催日を見ると1ヶ月を切っている。
というか、2週間後だ。
正気か???
公式ホームページを見ると、同日に昼の部があり、これには女性グループらが出演。もうチケットも販売済らしい。
それはそうだろう。だって本番は2週間後なのだ。
社会人をなんだと思っているんだろう?いや、土日休みの人だとしても予定が空いているとは限らない。何ヶ月も前から現場のために力を尽くしている人々がたくさんいる。オタクをなんだと思っているんだ?!
と思いながらチケットを取った。
私はこういうオタクです。
会場はよみうりランド日テレらんらんホール。
名前こそ聞いたことがあるが、私は初めての会場だ。
よみうりランド自体は行ったことがあるけれど、なんかあのへんかな〜?という感覚しかわからない。
実はこのホール、よみうりランド内にあるため、よみうりランドに入園しないと辿り着くことができない。
テーマパーク内にあるホールでのイベントは若干ハードルが高い。
それはまず、一般ファミリーやフレンズで溢れる園内にオタクとして突撃し、園内を歩き、目的の会場に辿り着かねばならないからだ。これが理由で諦めそうになる人も少なくないだろう。
しかし安心してほしい。
懸命に会場まで辿り着き、
開演時間になったあなたの目の前には、
メンバーがいる。
なんと、開演すればメンバーがいます。最高。
らんらんホールという未だ見ぬ会場。その名前の通り、私も早くらんらんしたいという気持ちで当日を迎える。
よみうりランド前駅に到着。
よみうりランド日テレらんらんホールに辿り着くまでの第一関門としてまず、最寄駅からの道のりである。
バスや徒歩でも良いが、よみうりランドに直行できるゴンドラがある。せっかくならこのゴンドラの往復で移動するのが良いと思う。
野暮用があり、最寄り駅に到着したのは16時頃。
一般ファミリーやフレンズが思いのほかいる。
こんな時間からテーマパークに行く人なんてオタクしかいないと思っていたため驚いたが、考えてみれば、よみうりランドはイルミネーションに力を入れている。夕方から来てゆっくりとイルミネーションを見るという楽しみ方のようだ。
そんな私は1人で夕方から来てゆっくりと好きなグループを楽しみに来た。
十人十色。なんて良い週末なんだろう。
私は既にテーマパーカーズ・ハイになっていた。
ゴンドラの往復チケットを購入し、列へ並ぶ。
このゴンドラは3人くらい座れる長椅子が前後に2つあり、6人くらいまで乗ることができる。空いている時は1人1台で乗れるのだが、この混み具合だと、おそらく前椅子に1組、後ろ椅子に1組の相席スタイルだ。
そこで気づいた。
ウワー?!この前にいる、いかにもハッピーそうな男女と相席だったらどうしよう?!ゴンドラに3人!どう考えても私は邪魔者!オワリだ!
テーマパーカーズ・ハイ、早くも終了。
後ろをチラッと見ると、後ろの人はどうやら同じ目的のようで1人っぽい。この人と一緒がいい。
そんな緊張をよそに列が進む。
頼む…頼む…
もう気持ち的に私は組み分け帽子をかぶってた。
そして…
グリフィンドーーーーール!!!
前列に私1名、後列に同じ目的と思われる人1名。
もしかしてらんらんホール…?という雰囲気を醸し出した人間が無言で乗り合わせている。
正直、これはこれで気まずかった。
パシャ…!!パシャパシャ!!!
後ろの人が景色の写真を撮り始めて、シャッター音がゴンドラ内に響き渡る。
こ、これだ…!!!
パシャパシャ!!パシャ…!パシャ…!!
私も景色を撮影。ゴンドラ内が音で溢れ、賑やかに。我々はシャッター音に助けられた。
着々とよみうりランドへ近づいて行くゴンドラからの1枚
よみうりランド到着。
なんかもう今日の目的をほぼ達成した気がする。
事前に用意しておいた電子チケットで入園。
思っていたより人がいる。
よくよく見てみるとコスプレイベントも開催されているらしく、コスプレ、一般ファミリー、フレンズ、EBiDANのオタクとかなりのカオスだった。
開場まで時間があるので、会場に向かいつつ散策。
過去に7MEN侍がロケに来ていたことがあるので、そのあたりを歩いたりした。
2023年バージョンの写真とともに
・参考動画
楽しくてカワイイのでぜひ見てください
7 MEN 侍【お化け屋敷で史上最大のハプニング】絶叫!爆笑!! 祈り!!! - YouTube
7 MEN 侍【青春はちょー楽しい】制服着てアオハルだぜ! - YouTube
いよいよらんらんホールへ向かう。
地図によると奥のアシカショーの近くだ。
前回別件で訪れた際、その近くを通ったことがある。
あのあたりにイベントができるホールなんてあったんだなあ〜なんて思いながら付近へ到着。
え、アシカショーの場所じゃん
アシカショーの場所だった。
私の好きなグループはアシカショーの場所でこれからライブをやるらしい。
このホールはアシカショーをやっていない時期、イベントホールとして仕事をしていたのだ。
知らないことを知れて元気が出てきた。
開演
①ONE N' ONLY
「スカパー!カケルフェス!」
— ONE N' ONLY / ワンエンオンリー (@onenonly_tokyo) 2023年2月4日
Setlist
M1 My Love
M2 Beautiful
M3 Good Day
M4 YOU???
M5 YOUNG BLOOD
M6 Step Up
M7 We just Don’t Care
楽曲はこちらから!https://t.co/hOVb7xqV3J#スカパーカケルフェス #ワンエン pic.twitter.com/DIfZCIgWtc
みんな大好き「My Love」から始まり、「Beautiful」に続く。
「Beautiful」は定番曲ではないが、も〜〜〜あまあまキラキラプリンセスでかわいくてかわいくてすごい曲だ。
なんと言っても、歌い出しから
Ah Ah Yeah Yeah
You are my angel…
そんなことあるんだ、って逆に冷静になるくらいあまい。
イントロ早々にオタクたちが湧いていて良かった。
この曲のすごいところはもう1つある。
前述を見ると、ああー、胸キュン系でしょ?と思うかもしれない。たしかに楽曲のみを聴くと胸キュン系ではある。
しかし、ライブではキラキラプリンセスなのである。
特に2番の颯斗くんのパート
You're ハッピーな映画 Princess
どんなFlowerよりもキレイで
これは楽曲だけ聴くと、こちらに向かって歌っているようなのだが、ライブの振付では、颯斗くんの近くに直弥くんがいて、Princess♪あたりで直弥くんがぴょこっと出てきて颯斗くんとにっこにこの笑顔を見せる。
いた。ここに、Princess。
本当にどんなFlowerよりもキレイで困る
ほかにもかわいい振付がたくさんあり、とにかく多幸感ソングだ。サビも音源とは異なるアレンジなので、ぜひライブで確認してもらいたい一曲である。
3曲目は「Good day」
この曲を聴くたびに思う。ほんとみんなそれぞれ良い声だよね。キラキラした振付も大好き。落ちサビの1人ずつ決めていくポーズは普段通りだった。
今回はカメラの中継と後日公開の収録が入っているため、ざっくりとなるが、MCでは、ここって普段はアシカショーの会場なんだよね!と話していてウケた。
そこ触れるんだ?というツボを突いてくるのがこのグループの良さでもある。
哲汰くんは、アシカの盛り上がりに負けないように今日のライブ、僕たちもがんばります!!!的なことを言っており、立ったままアシカをイメージしたポーズ(両手をアシカの手みたいにして、全体的にくねっとしている)を何度もしていて、全然よくわからなくてめちゃくちゃ良かった。
そして、新曲の「YOU???」(読み:ユーユーユー)の生パフォーマンス初披露だった。やったー!
強曲「YOUNG BLOOD」から、一緒に盛り上がれる「Step up」へ続く。
曲が終わると突然、永玖くんが私物のギターを持ってきた。
永玖くんは歌が上手いだけでなく、事務所に入る前にソロでストリートライブなどをしていたことがあり、ギターが弾けて、曲作りもできる。運動神経抜群でコツを掴むのも早く、ダンスもアクロバットもできる。そしてちょっと天然でお洋服と地元が大好きで小さくて(小さくはない)かわいくてかっこいい。私は勝手にスタダ界の神山智洋(ジャニーズWEST)だと思っている。
そんな永玖くんがギターを弾き、メンバー全員で「We just Don’t Care」を披露。初めての形式で、拙い部分もあったが、とても良かった。
2023.2.4
— さくらしめじ おふぃしゃる! (@sakurashimeji) 2023年2月4日
スカパー!カケルフェス!
~ONE N' ONLY × さくらしめじ
スペシャルコラボ:K~#さくらしめじ
🎶SETLIST🎶
M1. My Sunshine
M2. わがままでいたい
M3. ブルースター
M4. ストーリーズ
M5. simple
M6. 花びら、始まりを告げて
M7. 辛夷のつぼみ
🎧https://t.co/ze5Wkshsqw
さくらしめじはエビライ(EBiDANが大集合するライブイベント)ぶりだった。
2人ともアコースティックギターと歌という編成なので、良い感じの曲が多い。なんかもっと街中とかで流したら良いのでは?!と思うことがある。
2人の歌もMCも、この2人だから出るんだろうな〜という空気があって良かった。
髙田彪我さんは喋ると様子がおかしい雰囲気があるので見るたびに興味がわく。
③胸キュンバトル
正式名称は忘れてしまったが、さくらしめじの出番のあと、ワンエンも出てきて急にコーナーが始まった。
そもそも演目としてそんなコーナーがあることすら知らなかったのでビビった。スカパーの力だ。
お題は、バレンタインにチョコレートを渡す女性になりきり、自分だったらコレで落ちる!というシーンを演じるというもの。
めちゃくちゃややこしい。
つまり、選ばれたメンバーは、好きな人にこんな感じにチョコレートを渡されたら嬉しいな♪を自分でやってみろ、ということだ。
参加メンバーは
・髙田彪我さん(さくらしめじ)
・NAOYAさん(ONE N' ONLY)
・TETTAさん(ONE N' ONLY)
これもおそらくオンエアがあるため割愛するが、全員クセ強の中でもウガ美(髙田さん)、てっこ(哲汰くん)が爪痕を残していた。
ちなみにウガ美の由来は、たかだひょうが、のウガを取っているとのこと。独特。
④Kさんとのコラボパフォーマンス
ここでやっとKさんの登場だ。
本人もネタにするくらい待ちくたびれていた。
今回のイベント、出演者が全員スターダストプロモーション所属であるため、みんなズケズケ言っててウケる。
3組のコラボでは、Kさんの楽曲「over…」と、久保田利伸さんの「LA・LA・LA LOVE SONG」を披露。
ラップ組の仕事量が少なくて若干残念だったが、全体的には良いコラボで楽しいイベントだった。
帰路につく。
イベント終了は20:00頃。
閉園は20:30なので、ゆるっと散歩しながら帰ることにした。
外はすっかり暗くなっていて、イルミネーションだらけの園内はとてもきれいだった。
そして我々はまたゴンドラに乗って帰る。
ゴンドラ乗り場に付くと大行列だった。
乗せられるだけ人を乗せる究極の相席で案内をしても約30分は列に並ぶらしい。
復路のチケットは既に購入済なので、イベントを思い出しながらぼんやり待つことにした。
数分後、スマホにインスタから1件の通知。
onenonly_tokyoがライブ配信を開始しました。
めっちゃ元気だね。
彼らは時々、ライブが終了した楽屋からゲリラでインスタライブをしたりする。
トークを見ているとあっという間にゴンドラの順番がやってくる。
究極の相席の不可抗力で隣の人のスマホの画面が目に入る。
同じ画面だ…
すると反対側にいた女性2人組が、今イヤホン出せないし、ちょっと音出して良いかなあと言い始めて、音が耳に入ってくる。
同じ音声だ…
なんとゴンドラ内、全員が同じインスタライブを見ていた。
オタクゴンドラ爆誕。
全員が集中してトークを聞いているため、特に交流などはなかったが、なんか心強いゴンドラに乗れたし、良い一日だった。
宣伝
このイベントは2023年3月30日(木)24時~26時にスペースシャワーTVにて放送予定。
現地に行った人でも見られない未公開パートなどがあるらしい。
https://www.spaceshowertv.com/sp/program/special/2303_kakerufes_01.html