BoyAge Festival2023

ごきげんよう

 

2023/1/15

ライブをたくさん見た。

楽しかった。

 

概要

BoyAge Festival 2023

会場
豊洲PIT

出演
Da-iCEONE N’ ONLY、OWV、Ayumu Imazu
オープニングアクト: GENIC

 

 

※以下、ボーイズグループ及びJPOPの知識が激薄な人間による感想となる。

 

会場は豊洲PIT。

駅から歩かねばならないデカ箱、そして今回のイベントは整理番号順入場のオールスタンディングとアナウンスされているため、悪天候は避けたいところ。

 

起床し、外をチェック。

 

曇天

 

かなり危うい。

 

イベントは室内での開催であり、天候は正直全く関係ない。だが、天候は外出へのモチベーションを大きく左右する。

外に出たくはないが、イベントには行きたい。

そんな矛盾した気持ちを抱えたまま午前中を過ごす。

ってか、ニチアサ見てたら一瞬で午前中終わった。メイクもせず、双眼鏡、ペンライト、雨が降ってもなんとかなる装備も準備せず、真剣に見てた。もう昼。無理。プリキュアもライダーも戦隊も大好き。毎日が日曜日であれよ。

余談だが、ニチアサの放映時間は8:30〜10:00である。見てたら昼って盛りすぎじゃない?と思うかもしれないが、3作品が最新回を立て続けに放映するため、オタクは放映後の10:00以降、それぞれの作品に対し、本編を思い返して考察したり、次回に思いを馳せたりしていると、もう昼になっていることがある。

 

昼になっても曇天は変わらず。

昼食をとり、準備を始める。

一瞬、開演に間に合わなくても好きなグループまでに間に合えば良いか…という気持ちが頭をよぎるが、このイベントはタイムテーブルが発表されていないうえにオールスタンディング。読みを間違えれば出番は終わり、地底フロアで人の後頭部を見つめ続けることになるかもしれない、タイテお楽しみストロングスタイルである。

そう、そして何を隠そう私は単発のよくわからないイベントが大好きだ。

今回は1組しかライブをちゃんと見たことがないうえに、予習も何もできなかった。(𝐃𝐨𝐝𝐞𝐤𝐚 𝐁𝐚𝐝に入っていたため)

2組は曲を少しだけ聴いたことがあるので0.2×2、あと2組は何もわからない。つまり、5組中1.4組しかわからないが、見たことのないものをたくさん見られることがめちゃくちゃに楽しみだ。

このイベントを企画している雑誌のコンセプトとしては、"時代を築くボーイたち"が出てくるようだが、O.A.のグループにはガールも所属しているので、とにかく時代を築く人材ということだと解釈した。未来の人材に性別など関係ない。

私は未来をたくさん見たい。

そんなことを考えながらメイクをして着替えると若干元気が出てきた。ファッションは偉大だ。

 

………

 

入場、開演。

 

①GENIC

演技をしている増子敦貴さんしか見たことがなく、ほかのメンバーはフワッとしか知らなかったが、みんなかわいかった。現代の若者。色々なバリエーションの曲があり、どれも華やか。

金谷鞠杏さん、宇井優良梨さんの歌がつよくて好きだった。真っ赤な衣装もメイクもかわいい。増子さんは前髪が長めで瞳が隠れがちだったのだが、それでも隠せないほど全体がつやつやニコニコだった。

会場の客層としては女性でペンライトを振る応援スタイルが多かったのだが、特定のメンバーのパートになるとペンライトを持たずに推しジャンをしている男性が1人だけいて目を引いた。気合いがちがう。普段のフロアはペンライトと推しジャンが入り乱れているのか気になる。

 

 

②Ayumu Imazu

ソロらしい、という情報しかないまま見たが、とても良かった。ダンスも良いし、歌も良い。バックダンサーさんもいたのだが、みんなが本当にダンスが好きな、楽しさが伝わってくるようだった。

踊らずに1人でスタンドマイクを使うバラードもあり、盛りだくさんだった。

ピンク色の髪にストリートファッションで関西弁、MCも非常にフランクで、笑うと八重歯のような歯も見えて、おしゃれな楽曲と親しみやすさのバランスが不思議だった。3日前にアメリカから帰ってきたらしい、ワールドワイド。

これはあとから調べてわかったことだが、6歳からダンスを始めて、ニューヨーク留学、楽曲作りもしているシンガーソングライターで、なんとA-Sketch(アミューズKDDI合弁会社の音楽レーベル。私が好きなバンドが多数所属している)所属だった。

A-Sketchさん、いつもお世話になっております。

A-Sketch最高!!!A-Sketch万歳!!!

 

 

③OWV

前にいた女性2人が開演からずっとOWVペンライトを振って楽しんでいたため、何故か私も楽しみになってきていた。勝手に感情移入をするな。

1曲目からKPOPっぽいつよめの楽曲でかっこいい。MCもクールな感じなのかな?と思っていたら、4人で楽しくおしゃべりを始めた。

やっぱり最近のグループって楽曲はクールでも、MCはフランクなんだなあなんて思っていると、1人の音声がなんだか変だ。マイクトラブルかとも思ったが、メンバーは誰も焦る様子がない。そのうちに話が盛り上がり、音声が変なメンバーの顔からマイクが離れた。が、拾えるはずのない声は出続けている。

何???

何故か1人だけ録音MCを流しており、MCを口パクしていた。(会場大盛り上がり)※歌は生歌

MC明けのパフォーマンスもクールな楽曲が多いなか、なんか間奏で先程とは違うメンバーがマジックを始める曲があった。しかも間奏がそんなに長くないので、マジックはめちゃくちゃだった。

何???

あまりに驚いたので、調べてみたら、"「PRODUCE 101 JAPAN」に出演した元練習生4名により結成されたボーイズグループ。"で、現在は吉本興業に所属しているらしい。

後日、友達と会話して気づいたが、「超特急アニメ化計画」シューヤくん回で元メンバーとして登場した赤髪の男性がこのOWVのリーダー本田さん(MC口パクの人)だった。なんか既視感があったわけだ。

全ての合点がいった気がした。

 

 

ONE N’ ONLY

私の好きなグループだ。お目当てに来ている人も結構いるが、やはり会場全体で見ると、Da-iCE目当ての人が多いと思う。

初共演の方々ばかりだし、トリ前という良い位置をもらっているが、普段よりアウェーなことに変わりない。開演(16:45)からスタンディングで見ており、現在18:45くらい。転換のわずかな時間でもしゃがんだりしている人もいる。私も足の裏の調子が若干おかしくなってきた。

みんなに楽しんでほしい。みんなで盛り上げたい。

お互いに勝負の時である。

オタクはいつも見えない何かと戦っている

 

結論、最高だった。

⬇️最高ギャル6人衆

1曲目の「FOCUS」は特にシングルカットなどはされていないの楽曲なのだが、ライブパフォーマンスで人気がある。キレイめ強曲(つよきょく)。み〜んなFOCUSが大好き。わざわざこの曇天のなか推しグループの持ち時間もわからない謎イベントに足を運ぶレベルの現場主義オタクたちにぴったりなのではないか。

2.3曲目とライブ映えする強曲からの「My Love」

 

甘曲(あまきょく)だー!!!!!!

 

さっきまで、宇宙の頂点ですが何か?と言わんばかりの強顔&強ダンスだったメンバーたちが、別人のようにキラキラにこにこになる。

 

かわい〜、さっきまでの人たちどこ行ったんだろ〜、ちがうグループなのかな〜

一瞬で脳がバカになった

 

曲中、玲くんが自分のAメロソロパートの自由時間で、前にいた他グループのファンの方々にバチバチにサービスをしていた。これが本物のレイサワムラだ!と謎にテンションが上がる。

MCでは、哲汰くんが、自分も6面(Da-iCEのファンの総称)であり、初期のリリイベに1人で足を運んでいたことを明かした。握手会に参加した際、花村想太さんから、かっこいいね!と声をかけてもらったことからナルシストに拍車がかかってしまったらしい。

 

花村さん本当にありがとうございます。

 

会場の反応も良さげで良いMCだった。

後半が始まる前に、直弥くんがフロアを見渡して、僕たちのグループカラーは白なんですけど、今日はみんな何かしらペンライトとか持ってるでしょ!何色でもなんでも良いので、手を高く挙げてみて!と会場を巻き込んでいて良かった。対バンイベントの醍醐味だと思う。

5.6曲目はフリも真似しやすい可愛曲(かわきょく)。

ダンスのフォーメーションもメンバーの表情もくるくると変わるので目が足りない。

私は下手寄りで見ていたのだが、何度か見ているパフォーマンスでも、ここってこんな表情してたんだ!とか、このフォーメーションってこうなんだ!などの新しい発見があった。マルチアングルほしい。

そして最後は新曲の「GIFT」でしっかりニューリリースを香らせて終了。

ライブ曲、強曲、甘曲、可愛曲、新曲。対バン&新年一発目の現場にふさわしい良いとこどりセトリ、楽しかった。

目も頭もフルに回転させていたが、頭の中は「うわあ〜たのし〜サイコ〜サイコ〜サイコ〜サイコ〜サイコ〜〜」だった。(カスの感想)

いつのまにかオワリかけていた足の裏が治っていた。

ⒼⓄⓄⒹ ⒹⒶⓎ

 

 

Da-iCE

ついにトリ。なんかもう勢いあまってかなり元気になってきた。

正直なところ、割と最近に、ンア"ァ〜という歌い出しのバズ曲、「スターマイン」が彼らの曲だということを知った。

雑に生きているため、それまで勝手にこの楽曲を歌っているのはAd◯の仲間だと思っていた。本当に恥ずかしい。

転換が始まるとバンドセットが出てきた。生バンドなんだ?!という驚きと、そういえば以前、知っているバンドたちがツーマンツアーに呼ばれていて、なんでだろう?と思っていたことを思い出した。もうこの情報だけでかなりの進歩だ。Da-iCEは生バンドでライブをする。

ライブは楽しかった。花村さんと大野さんはさすが歌の安定感がある。みんな踊る。みんな喋る。みんな陽。

MCではンア"ァ〜をネタにしておりウケた。バズ曲の扱いは上手ければ上手いほど良いですからね!と心のミルクボーイが言っている。

このMCで知ったが、メンバーの工藤さんが作った楽曲とのこと。初めてフルで聴いたら、1から6までの数字を絡ませた歌詞になっているし、途中でなんか祭りみたいになるし、この大クセのある楽曲を作れるメンバーと歌えるメンバーがいるって良いなと思った。ってか花火の歌だったんだ。

 

………

 

20:00過ぎくらい、無事にイベントが終了。

バンドとかだとこういう企画ライブってアンコールにトリが一曲、まれにコラボ、まあ挨拶くらいはあったりするので、とりあえずアンコール必須みたいな空気があるのだが、それぞれの界隈と客層がバラバラすぎるからなのか、全くアンコールをする雰囲気がなかった。

みんな慎ましい…と思ったが、今考えてみると3時間弱オールスタンディングだったので、全オタクが疲弊しきっていた可能性がある。運営の人はかなり気合いが入った人なのだろう。

 

ライブハウスを出ると雨だったが、未来が楽しいことがわかったので何も気にならなかった。